放送部からお伝えします
―bcaysの前―
「まだかな……?」
ケータイに映ってる数字。
08:12
今から学校行っても完全遅刻…。
生まれて初めて遅刻をする(遅刻確定)俺は、かなりビビっていた。
朝練は体調悪いって休んだし、多少遅刻してもそれほど怒られないはず。
だけど一向にかなめが来る気配がない。
大丈夫、絶対来る……!
両手でお祈りしてるようにした。
「草太君……、まず中に入ったほうが……」
中にいた川岸さんが、心配して外に出て来てくれた。
「いいです。待ってますから」
断って周りを見回してみると……
「あ!!!」
思わず指を指してしまった。
その指の先には……
かなめ!!!!!!
「よっ」
かなめはいつものように偉そうに歩いてくる。
「まだかな……?」
ケータイに映ってる数字。
08:12
今から学校行っても完全遅刻…。
生まれて初めて遅刻をする(遅刻確定)俺は、かなりビビっていた。
朝練は体調悪いって休んだし、多少遅刻してもそれほど怒られないはず。
だけど一向にかなめが来る気配がない。
大丈夫、絶対来る……!
両手でお祈りしてるようにした。
「草太君……、まず中に入ったほうが……」
中にいた川岸さんが、心配して外に出て来てくれた。
「いいです。待ってますから」
断って周りを見回してみると……
「あ!!!」
思わず指を指してしまった。
その指の先には……
かなめ!!!!!!
「よっ」
かなめはいつものように偉そうに歩いてくる。