放送部からお伝えします
「よかったね!」


「ありがとう……」


3人は笑って竜也を迎えた。


「もう遅いじゃん……」


草太が学校の時計を見る。


「ホントだ!! もう戻らなきゃ……」


竜也が申し訳なさそうに言う。


「今度見まいに行くな」


「待っててね!」


「うん!」


竜也は手を振って、近くにあった竜也の父親の車に乗り込んだ。

3人は車が出発するのを見送る。

車が完全に見えなくなるまで走って行った後、かなめが口を開いた。


「俺らも帰るか……」


「あぁ」


「うん……」


3人は少し悲しそうに俯きながら、家へ帰っいった。









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