放送部からお伝えします
「あっ、ごめん……。もう理事長室に行かなきゃ……」


竜也が時計を見て、マイクから離れて言う。


「じゃあ最後だけ言おう!」


「懐かしいな」


草太の言葉にあたし達は目を見合わせ頷いた。



『じゃあ、時間なんでここで終了します!


眠い始業式ですが、気合い入れていきましょう!』


「大きなお世話だよ!!」


なんか今にでも校長の文句が聞こえてきそうだけどね!



『以上、』





『放送部からお伝えしました!!』




思わず聴き入っちゃう放送を、あなたにお届けしますよ♪



本番はここからだから!




これからも4人の元気な生活を



放送部からお伝えします!!






     To be continued...









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