5億で買われた女。
2章
意外な一面
わたしはその日
国語数学英語をそれぞれ
3時間こなした。
レベルが高すぎて頭の中が
パンク寸前。
そうこうしていると神代さん
が帰ってきた。
「お帰りなさいませ坊っちゃん」
「ああ。ただいま」
わたしは無言…
「あれ?姫はお帰りないの?」
「おかえりなさい(棒読み)」
「ただいま」
神代さんはさっさとご飯を
食べてすぐに部屋に戻った。
なーんだ案外普通だなあ。
あの極悪人が社長なんか
勤まるのかな?