5億で買われた女。
5億?
いつものように静かに過ごし
学校が終わり校門に向かって
歩き出す。
今日もつまらなかったなあ。
そんな事考えながら
ふと校門を見るとリムジンが
停まってるではないか。
この学校に金持ちいたかな?
まあ興味がほとんどないわたしは
横を素通りしようとした時
「安野姫様でございますか?」
いかにもSPみたいな人が
わたしに確認してきた。
「そうですが?何か?」
ガシッ!
ーえ?ー
両隣にはSPみたいな人が二人で
わたしを抱えている。
「ちょっと!何よ!離して!」
なんなの!?こいつら!
「大人しくしてください」
はっ?出来るわけないでしょ!
誰か助けてーっ