*.。・『君』という名の光・。.*
幼馴染みのアイツ
「一麻っ、おはよっ♪」
女子が、いかにも作った声で、一麻によってくる。アイツ、朝はかなり不機嫌な奴だから。あーゆうの、嫌いなんだろうなー。
「・・・おはよ」
いかにも嫌な声で、目と口元がおもいっきりひきつった笑顔で応えた。
それを見た女子達は、あーゆう顔も好き~とか寝癖ついてる可愛い~とか言い合いながら一麻の周りからさった。
「毎日、毎日、朝からうるさい・・・」
「まぁまぁ、私は慣れたは(笑)」
アイツの何処が良いのだろう・・・・
顔か?普通だろ。頭の良さとか運動が出来るからか?
・・・
わからない。
「ねぇ、茄奈はアイツの事どう思う?」
興味のない話だが。一応、聞いてみた
「アイツ?ぁあ一麻ね、私は普通に、カッコイイと思うよ♪」
満面の笑みで、一麻の方を向きながらそう。答えた
「ふ~ん」
え!マジで!?とか、オーバーリアクションしたら。
私が一麻の事が好きっぽい風に見えるからあえてどうでも良いリアクションにしたが・・・
正直・・・ビックリした
茄奈までがあの一麻の虜なのか。
「何さ、聞いといてその返事」
一麻から私に視線を変え、茄奈は私の顔をガン見してきた、
茄奈、睫毛長いな~なんて思いながら
私も、茄奈の顔をガン見した
「つか、なんでそんな事聞くの?」