*.。・『君』という名の光・。.*

「別に、つか何処がカッコイイの?」

「え~、顔って言うのもあるけど・・・一麻好きの女子は皆、性格が好きなんだよ~」

「性格・・・?一麻の!?」
ありえない、一体茄奈は何処まで私を驚かせば気がすむのだろう・・・
私は無言でその場から立ち上がり、

「トイレ行ってくる」

と言い、大股でトイレへ向かった


ジャー
私はトイレに着くなり。即、自分の顔洗った
「一麻の性格が好き・・・」
ありえない、ありえない、あり得ないっ!!!!!!!!
せ、性格!?まてまて!顔とかならまだ分かるけど・・・・
性格!?性格だよ!!?一麻の・・・
皆、絶対知らないよ・・・・
アイツの本性・・・

幼馴染みの私しか知らないよ・・・!!






今は、授業中のハズなのに。
ノートとらなきゃいけないのに。
教科書開かなきゃいけないのに。
駄目だ・・・まったくやる気がおきない・・・先生の声も聞こえない、
私は、ただ真っ直ぐにいる人物を見つめていた、

永延一麻

運が悪い事に私の席の前は一麻だ、
真面目ぶりやがって、手あげてやがる・・・・
そう言えば、一麻って頭良いんだよな・・・学年トップだし。
・・・・・・・
なんなのアイツ……
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