恋……スル?-菅野 聡 編-
「えーっ
いいお弁当、ロクに残ってないじゃなーい!」
晩ご飯のピークは過ぎてるとは言え、さすがにこんな時間となればクドそうなお弁当におにぎりやサンドイッチしか残っていない。
「うわ…
ネギ塩カルビ丼とか、また翌日の朝にはおえってなっちゃいそう。
おでんは昨日食べたしなぁ」
なんたって私の場合は他の人と違って2つずつ買うという特別な事情があるのよ。
1つ食べるだけなら問題ないんだけど、ネギ塩カルビ丼2つはとても無理。
「何て言うかこう…野菜炒めくらいのものは…」
「そりゃ野菜不足だろーな、いつもコンビニ弁当じゃ」
「!?」
ドキッとするようなツッコミを入れてきた声の主に、私はそっと振り返った。
いいお弁当、ロクに残ってないじゃなーい!」
晩ご飯のピークは過ぎてるとは言え、さすがにこんな時間となればクドそうなお弁当におにぎりやサンドイッチしか残っていない。
「うわ…
ネギ塩カルビ丼とか、また翌日の朝にはおえってなっちゃいそう。
おでんは昨日食べたしなぁ」
なんたって私の場合は他の人と違って2つずつ買うという特別な事情があるのよ。
1つ食べるだけなら問題ないんだけど、ネギ塩カルビ丼2つはとても無理。
「何て言うかこう…野菜炒めくらいのものは…」
「そりゃ野菜不足だろーな、いつもコンビニ弁当じゃ」
「!?」
ドキッとするようなツッコミを入れてきた声の主に、私はそっと振り返った。