恋……スル?-菅野 聡 編-
「わ 私スカートなのよ!
しかもスーツのスカートだから短いの!
ま 跨がったら…その…捲れちゃうじゃない!」
それこそ自転車漕ぐくらいならギリギリOKだけど、後ろに乗るんだから、相当足をひ 開かなきゃならないわけでしょ!
「アホか!
誰がお前のパンツなんか見るか!
どうせ暗くて見えやしねーんだ。気取ってねーで、さっさと跨がれ!
そんなんで事故ったらどーするつもりか!」
なんてヒドい言われよう!
普通なら大文句言ってやる所だわ!
だけど…
今の言葉で、私に変な真似するつもりはないのはわかったし、何よりヤンキーの癖に正論並べているのだ。
何て言うか…スゴく安心感を感じた。
「…わかったわよっ
でもここじゃコンビニの明かりで目立っちゃうから、街灯のない所から乗る」
「…いちいち面倒臭ぇ奴だなっ」
そんなわけで、たったそれだけのやり取りで妙な信頼をしてしまった私は、彼のバイクでどこかに連れて行かれてやる事になったのだ。
しかもスーツのスカートだから短いの!
ま 跨がったら…その…捲れちゃうじゃない!」
それこそ自転車漕ぐくらいならギリギリOKだけど、後ろに乗るんだから、相当足をひ 開かなきゃならないわけでしょ!
「アホか!
誰がお前のパンツなんか見るか!
どうせ暗くて見えやしねーんだ。気取ってねーで、さっさと跨がれ!
そんなんで事故ったらどーするつもりか!」
なんてヒドい言われよう!
普通なら大文句言ってやる所だわ!
だけど…
今の言葉で、私に変な真似するつもりはないのはわかったし、何よりヤンキーの癖に正論並べているのだ。
何て言うか…スゴく安心感を感じた。
「…わかったわよっ
でもここじゃコンビニの明かりで目立っちゃうから、街灯のない所から乗る」
「…いちいち面倒臭ぇ奴だなっ」
そんなわけで、たったそれだけのやり取りで妙な信頼をしてしまった私は、彼のバイクでどこかに連れて行かれてやる事になったのだ。