恋……スル?-菅野 聡 編-
それから。
リュウジが公園を去ってから、私はまだしばらく自販機の前に立っていた。
ケータイの時計を見ると、もう日をまたぎそうな時間だ。
「この場所に…聡が…」
明日も、ここに来るだろうか。
ここで待っていたら、聡に会えるかもしれない?
ケータイの番号も消えちゃって連絡の手段もなくなってしまったけど、ここにいたら偶然を装って再会できるかもしれない。
そしてもし、また会う事ができたら…そうしたら、私………っ
「…あの、すみません」
「!」
突如、暗い公園の向こうから声をかけられてビクッとした。
こんな真夜中の公園に人がいる事自体が不審な出来事だもの。
それともリュウジみたいなニート(違)が、いつまでも外をフラフラしてるとか?
リュウジが公園を去ってから、私はまだしばらく自販機の前に立っていた。
ケータイの時計を見ると、もう日をまたぎそうな時間だ。
「この場所に…聡が…」
明日も、ここに来るだろうか。
ここで待っていたら、聡に会えるかもしれない?
ケータイの番号も消えちゃって連絡の手段もなくなってしまったけど、ここにいたら偶然を装って再会できるかもしれない。
そしてもし、また会う事ができたら…そうしたら、私………っ
「…あの、すみません」
「!」
突如、暗い公園の向こうから声をかけられてビクッとした。
こんな真夜中の公園に人がいる事自体が不審な出来事だもの。
それともリュウジみたいなニート(違)が、いつまでも外をフラフラしてるとか?