†危険な男†〜甘く苦い恋心〜Ⅱ
「樹里こそ……体、辛くないか?」
「平気。今日の廉、激しかったけど…それだけ求められてるって感じられたから……」
樹里の言葉に、素直に嬉しくなる俺。
マジで、可愛すぎる。
「樹里となら何発でもヤれるな」
「なっ////!廉のエッチ!」
樹里は顔を真っ赤にして、俺に背を向ける。
こんな姿すら、愛おしくて仕方ない。
「明日、一緒に署まで行くか。」
「え、でも……」
樹里は不安そうにそう言いかけた。
樹里が言いたいことは…なんとなく分かる。
「あんまり……署の奴等に知られたくねぇか?」
俺は静かにそう聞いた。
樹里はしばらく黙り混んだものの、ようやく顔を上げ、頷いた。