†危険な男†〜甘く苦い恋心〜Ⅱ
「ちょっ、廉!何する…」
「ヤボなこと聞くなよ。セックスするに決まってるだろ?」
「っ////!?」
セ、セックスッて……////
何言っちゃってんの!?
「やっ!離して、廉!あたし、勉強しなきゃ……」
「全然集中してねーじゃん。樹里だって本当は俺に抱かれたかったんだろ?」
「~~っ////」
あたしは何も言えず顔を真っ赤にしながら、彼の胸板をバシバシと叩く。
「こら、叩くなって」
「ばかばかばか」
あたしに覆い被さる彼。
そんな彼にしがみつくあたし。
すると廉は胸板を叩くあたしの手を握り、熱くて甘いキスをしてきた。