わたしのピンクの錠剤
 
次の日、さっそく立花先生に電話を掛けた。

でも、忙しいらしく、なかなか電話に出てくれない。

仕方なく、連絡を下さいと伝言し、受話器を置いた。


先生から連絡がないままに親父が帰ってきた。

そうなると連絡がない方がいい。


いつ電話が鳴るか、びくびくしていると、あろうことか先生は直接やってきた。

そして、かってに上がり込む。


あぁ、やっぱりこの人、嫌いだぁ。



 
< 83 / 264 >

この作品をシェア

pagetop