淫らな眠りへの誘い
お母さんの事・・・

いつもからかわれていた・・

淫乱の子・・お前も淫乱になるんだって

いじめられていた。

初めは違うよ・・と一生懸命否定したけど聞いてくれなくて
否定すればするほどいじめやからかいがひどくなっていった。
今はもうあきらめて黙ってやりすごしていた。

誰にも言えなかった。
お母さんにも黙っていた。
お母さんの事でいじめられているなんて言えない・・

一生懸命育ててくれてるお母さんが悲しむから・・

友達もいない私をだれもかばってくれなかった。


私のなかで大地くんはカッコいいだけではなく
素敵な男の子になっていった。


・・それは私にとっては特別な存在の・・



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