淫らな眠りへの誘い

マネージャーになった私は部員たちに嫌がられるかと思っていたが
彼らは優しく接してくれた。

この学校のサッカー部は強いので部員も全部で30人ぐらいいた。

マネージャーは4人・・
3年が一人・・2年生が1人・・1年生が2人

その中の2年のマネージャーの横田麗華さんに私は入った時から嫌われていた。

理由は分からない。彼女が思うように私が動けなかったのか・・

もう一人の子のように明るいわけでもないので気に入らなかったのか・・

何かにつけて意地悪をされた。

せっかく洗ったユニフォームを泥の中におとされたり、面倒な雑用を一人でやらされたりした。

でも3年生の先輩がいるときはまだよかった。

彼女たち３年が引退してからは邪魔と突き飛ばされたりした。

どうして？

大ちゃんに相談した。

「何か悪いことやったのかな？嫌われるようなこと・・
そんなに私とろいかな？」

そう聞く私に大ちゃんは
「美桜はよくやってると思うよ。いつもはおっとりしてるけどきびきびうごいてるし、みんなほめてるよ」
と慰めてくれた

「うん・・」

みんながほめてるそれが気に入らないのかも・・
彼女は気が強くて綺麗で大人っぽい人・・
サッカー部の中でもいろんな人と付き合ってるといううわさがある人・・