淫らな眠りへの誘い
夏休みになって3年生が引退してから女の美桜に対する嫌がらせがひどくなってきた。

美桜から私のどこが嫌われるんだろう・・そんなにトロいかなっと相談された。

美桜がトロい?あの女そんな事を言っていじめてるのか?

美桜が俺に相談してくる・・余程の事なんだろう・・

俺は女に話を付けようと呼び出した。

「美桜をいじめるのやめてもらえませんか?」

一応先輩だからここは敬語で・・
女はフッと笑った。髪を指で丸めながら上目遣いで言う・・
可愛いと思っているのか?吐き気がする・・
「やめてあげてもいいわよ・・あなたが私と付き合ったくれたら」
「付き合う?冗談ですよね?」
「私は本気よ・・あの子とやりたい男はいっぱいいるのよ・・守りたいんなら
私の言うことをきくのね・・今頃誰かにやられてるかもしれないけど・・」

しまった・・美桜を一人にした・・部室に走ろうと思った。

美桜が走ってきた・・乱れた服・・汚れた顔・・
乱暴されたのか?
女は笑ってどうしたの?と言う・・

恐ろしい女・・

美桜を守るために俺は女のいいなりになるしかなかった・・

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