淫らな眠りへの誘い
大ちゃんと私の距離は縮まらなかった・・

大ちゃんは色んな女の子と付き合っていた。
先輩の事が忘れられないのだろう・・

大ちゃんもきっと好きな子が出来て先輩の事が忘れられたらいいと思う・・

きっとそれは私ではないだろう・・

セイ君も私を助けてくれる
どうして?と聞いたことがある
彼は言った・・美桜を守ってくれと頼まれた・・誰かは今は言えないと・・

彼は優しい・・
大ちゃんもそうだった・・

それなのに迷惑をかけてしまった・・

セイ君は近いうちにアメリカに帰るだろう・・
いつまでも私の世話をして貰うわけにはいかない

私は一人で生きていこう
セイ君が安心して帰れるように苦手だった人付き合いもするようになった。
それも明るい彼のおかげ・・
彼の周りには人が集まるから・・

私は土日だけバイトをすることにした。
それはお金を将来のために貯めるため
私は管理栄養士になろうと思った。
そのための学校に行く費用・・

将来のことを考えるようになったおかげで私は明るくなった。
大ちゃんを好きだという気持ちは消えないけど
思ってもしょうがない人・・・
私に思われても迷惑なだけ・・
大ちゃんとのことはいい思い出にしよう
いつか前みたいに話ができるようになればいいと思った。


今日は雨が降ってる・・
前向きに色々なことを考えてると気分がいい・・
頭痛もしない・・

いつまでも睡眠薬を飲んでてもいけない・・

今日は飲むのをやめてみよう・・
私はそのままベッドで眠った・・
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