淫らな眠りへの誘い
体操服に着替えたセイくん・・
ダサいはずの体操服が手足が長くスタイルがいい彼が着るとカッコよく見える
細いと思っていたが運動してそうなしなやかな体だ・・
あ~・・あの口さえなければどんなにいいか・・
みんな知らないから・・彼がいることに気づいた女の子達が騒いでいる。

ウオーミングアップってとこだろうか・・少しボールを蹴りながら走っている
先生がホイッスルで部員たちを呼び寄せる
「短い期間だが今日から一年の添島が入部してくれることになった。
彼はアメリカでスポーツ医学の論文も書いている。
選手としてだけではなく私のサポートもしてもらう。よろしく。」
「年内いっぱいの入部になるかと思いますがよろしくお願いします。」

年内いっぱい?どういうこと?

紅白戦をやることになった。
大ちゃんとセイくんは別のチームになった。

始まりのホイッスルがなった途端・・にやっと笑ったセイくんがドリブルしてゴールに迫っていく・・そのままゴールするのかと思ったら味方にパス・・そして
味方がシュート・・惜しいはずした・・
外したボールを大ちゃんが今度ロングパス・・味方がゴール・・
味方とハイタッチ・・

セイくんはボールを敵から取ったと思ったらまたもやドリブルで上がる
何人ものあいだをすり抜けていく・・そしてゴール
同点にしてしまった。何、この人・・うちのチームだって強いんだよ
それからはセイくんはドリブルで上がって味方にパスしたり・・
大ちゃんがドリブルで上がったり・・
セイくんは色んな角度からパスを出す・・
試しているのか・・
敵のボールをカットしたり・・
大ちゃんも味方からのパスを受け取り、シュート・・きまった・・
かっこいい・・やっぱり大ちゃんが一番かっこいい・・
結局3-3の引き分け・・
2戦目はセイくんは試合に入らなかった・・
先生と名簿と選手をを見ながら話している。
試合の後・・セイくんと先生が選手各自の運動メニューを考えて近日中に
発表する・・それをもとに練習していくとのこと・・
セイくんはそんなことも出来るんだ・・すごいなっと思った・・
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