淫らな眠りへの誘い
添島が俺を見て僕はお前が羨ましいよ・・
お前は外見も頭もいいスポーツだってできる・・
そしてなによりお前を理解して愛してくれる美桜がいる・・
羨ましいよと言った。
「青は一度も桜花の生まれ変わりとはあってないの?」
俺は聞いた・・
ああ同じ動物としてはまだだそうだ・・
人間同士であえて添い遂げられたら青の旅も終わる・・
「青は生まれ変わったら死ぬまで桜花を探すの?」
いいや・・桜花が死んだ時、青は20歳、桜花は17歳だった・・
その年齢までに会えなければ今回の生まれ変わりでは会えないそうだ・・
今回の生まれ変わりでは見つからないかもしれない・・
青は来年20歳だ・・
俺は一番したかった質問をする・・
「俺は美桜が桜花の生まれ変わりじゃないかと思うんだけど・・」
添島はうなづいて僕もそうかと思ったよ・・
青もそう思った・・当時の桜花にそっくりだそうだ・・
そしてお前を見る目が桜花の目とそっくりだそうだ・・
確かめずにはいれなかった・・
美桜が桜花ならこの生まれ変わりでは猫として死ぬまで二人を見守ろうと
でも違うそうだ・・怒らないでやってくれ・・
桜花と美桜は・・ふふ・・蜜の味が違うそうだ・・
そんな昔のことよく覚えてると青には感心するよ全く・・
と添島は感心してるけど・・
やっぱりあの雨の日・・あいつが舐めたんだ
美桜には黙ってようと思った・・
あ~僕も早く見つけていじめて舐めていじめて入れていろんなことしたいなあ
とさっきから容姿に見合わないことを喚いている添島・・
分かったよ美桜・・ここ何日かで・・
美桜はセイくんはエッチなことばかり言って男の子としては好きになれない
この容姿で言われる毒舌とエロい言葉・・
なんか残念な気が・・そこが人間っぽいってことか・・
計算じゃなければだけど・・

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