イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
「あたしは…ただ、見てただけで……」



「だから見んなって」



男の子はあたしからフイと顔を背けると、また本に視線を落とした。



周りにいる数人の生徒が、何事かとコッチを気にしてる。








うわぁ……最悪。



なんか初日から、いいいことナイや……。



「…ゴメンなさい」



あたしはとりあえず、そう呟いたけど、小さな声だったから男の子には聞こえてなかったのかもしれない。








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