イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
「俺なら、もっと大人っぽいネックレスをプレゼントするな」



その言葉に、凛がハッとした。



「まさか……白丸先輩にもらったんだ!? へぇ~。そっか、まだウマくいってるんだね」



凛が微妙な顔であたしに笑いかけてくる。



いつもは気を遣うことなんてない凛のその態度に、あたしは胸が痛くなった。



藤くんは……



特に興味もなさそーに、頬杖ついてボーっとしてる。








「自分でも……よくわかんないんだ。これもらったときは嬉しかったけど……」



お泊まりの話を今ここでするのは、なんとなく気がひける。



あとで個別に凛に相談しようかな……。


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