イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
なにも言いかえせないように、タクトくんはあたしの口を大きな手で完全に塞いでしまった。
タクトくんに引っ張られるままに、白丸先輩の元を去って、キャンプファイヤーが行われる方向へと連れていかれる。
しばらく歩いて白丸先輩の姿が見えなくなった頃に、タクトくんがやっとあたしを解放してくれた。
「もうっ、どういうつもり!?」
「愛の告白は、いつでも受けるよ? 俺も葉月ちゃんが……」
そう言いながら、タクトくんはワザとらしく唇を突きたてて、顔を近づけてくる。
「キャーッ、なんでそーなるのっ!?」
「アハハハッ、かわい~」
「からかわないでよっ……もぉ~」
「怒った顔も、かわいいよ」
ダメだ……全然、話にならないや……。
タクトくんに引っ張られるままに、白丸先輩の元を去って、キャンプファイヤーが行われる方向へと連れていかれる。
しばらく歩いて白丸先輩の姿が見えなくなった頃に、タクトくんがやっとあたしを解放してくれた。
「もうっ、どういうつもり!?」
「愛の告白は、いつでも受けるよ? 俺も葉月ちゃんが……」
そう言いながら、タクトくんはワザとらしく唇を突きたてて、顔を近づけてくる。
「キャーッ、なんでそーなるのっ!?」
「アハハハッ、かわい~」
「からかわないでよっ……もぉ~」
「怒った顔も、かわいいよ」
ダメだ……全然、話にならないや……。