イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
……エヘヘ。


――ドンッ!


ボーッとしてたら、またとなりの人に思いっきりぶつかってしまった。


「テメェ、いい加減にしろよ!?」


「キャーッ、ゴメンなさい!」


となりの人が手を上にあげたから、叩かれるかと思って、頭を抱えてうずくまる。







「……ったく、世話がやけるな」


……へっ!?


冷めた声が頭上から聞こえてきて、あたしは慌てて顔をあげた。


するとそこには、呆れ顔をした藤くんが立っていた。


「藤くん!?」


なんだ、同じバスに乗ってたんだ!






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