イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
――シャカシャカ。


となりに立っている男の子が、大音量で音楽を聞いているみたいで、イヤホンから大きな音が漏れている。



混雑してることで、かなり距離が近い。



うるさ~いって思うけど、他の生徒は特に気にしてなさそうだし、あたしもガマン……。



下を向いて堪えてると……。








「そうなんだよな~。え、明日? オッケー。ハハハ!!」



今度は、あたしの真後ろに立ち、こっちを向いている男の子が、耳もとで大声で笑いだす。



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