イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
「……キャッ!!」



思わず叫んで後ろを振りむいたけど、当の本人はなにも気にせず、まだ笑い続けてる。



ケータイで誰かとしゃべるのに夢中になっていて、あたしのことなんて気にもかけてない。



ううっ……。



朝からこんなバス……ヤダ。







チラッと、斜め前の席に座ってる女の子を見てみると、こんなに混雑した車内で、堂々とメイクをしてる。



そして極めつけは、香水をシュッシュッと大量に振りかけていた。



香りがモロに漂ってくる。




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