アフターストーリー~春河家のドタバタな日常~


「み・・・緑涼さん!お・・・音楽かけましょう、音楽!」


そういいながら、緑涼に眼で合図を送る。ビジョンに気づいた緑涼は、すぐに音楽をかけようとするが・・・操作方法がわからない。

慌てる様子の緑涼と椿、隣でうずくまっている蓮流。この様子を見て禮漸も、外のビジョンに気づき静かに窓を閉めた。

「わかんねぇべ、どこだ?」

「じゃ・・・じゃぁ、ひ・・・人通りの少ない道、通りましょう!ここ左折してください!」

「わ・・・わかったべ。」

車は、ルートを変え、人通りの少ない静かな道に入った・・・。



さらに数十分後



「やっと着いた!懐かしい!」



助手席の窓からカフェを確認。緑涼は、店の前で椿達を降ろすと近くに車を置きに行く。

椿達は、先に店に入った。
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