アフターストーリー~春河家のドタバタな日常~
「今年は、いい感じに苺が育ったべな~きっといい饅頭できっぞ!」
「ありがとうございます。こっちもいい感じにジャガイモが育ったべさ。きっといいご飯が出来ますよ。」
そんなことを言いながら、お互いが手塩にかけて育てた食物を交換。それから少し立ち話。毎年のことである。
「で、みんな元気か?」
「も~元気で、元気で(笑)伍作さんとこは?」
「俺のところは、ガキたちが元気すぎて、も~大変だべ(笑)」
お互いの家族のこと、農業をしていての悩み・・・情報交換。
数十分、果樹園の中で話した後、緑涼は伍作の果樹園を後にした。