バナナムーンライト
a.
バナナみたいに黄色い月が、あたし達のあとをついてくる。
「ねぇねぇ『バナナムーンライト』っていう歌、知ってる?初めて彼女を連れて、自分の部屋に帰る男の子の心境を歌ってるんだよ。
すごい好きなんだ、あたし」
「ふぅん」
「『神様、彼女の髪はまっすぐでつやつやで僕は泣きそうになる』」
「なに、それ?」
「だから『バナナムーンライト』の歌詞。『神様、`ちくしょう、なんてかわいいんだ´って暴れたいくらい幸せです』」
「………………」
「ね?いい歌詞でしょ?」
「うん」
「ねぇねぇ『バナナムーンライト』っていう歌、知ってる?初めて彼女を連れて、自分の部屋に帰る男の子の心境を歌ってるんだよ。
すごい好きなんだ、あたし」
「ふぅん」
「『神様、彼女の髪はまっすぐでつやつやで僕は泣きそうになる』」
「なに、それ?」
「だから『バナナムーンライト』の歌詞。『神様、`ちくしょう、なんてかわいいんだ´って暴れたいくらい幸せです』」
「………………」
「ね?いい歌詞でしょ?」
「うん」