【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐








「…あの、荷物まとめるの、





 自分でやります」







 私の言葉に





 奏太さんが立ち上がった。






「必要最低限の物だけ




 もってけよ」





 奏太さんに言われて





 私は持っていこうと思った



 目覚まし時計を抜いた。





 これは、いらないよね。




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