【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐










「はぁーあ!?




 嘘でしょ!?」







 教室に理紗の絶叫が響いた。






 皆が何事かとこちらを向く。




 理紗は慌てた様子で口を押え、




 それから、「ホントに?」と聞いてきた。





「ホント」



「それ、カレシとしてどうなの?!


 大事なカノジョを追い出して、


 そこから学校通えって!?」







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