【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐






 私は、クルッとUターン。




 二人を見ていられなかったから。







 二人を見ないように、




 花火を見上げながら歩いた。





 それがいけなかった。






 ガツンッ!






 足が何かにあたって。






「きゃっ!?」





 悲鳴を上げた。





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