【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐








 私はまた一人ぼっち。





 屋敷に戻ることはできないよ。







 もう、






 行くあてなんてない。







 奏太さんの笑顔を見ることも




 声を聴くこともなく







 一人ぼっち。






 
< 173 / 286 >

この作品をシェア

pagetop