【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐






 花蓮SIDE






 私の言葉に





 龍太さんが服を脱いだ。






 彼の背中には龍のタトゥーが施されていた。






「龍太さんっ…それ…!」





 私の言葉に龍太さんは小さく笑い。





「奏太にはねぇもんな。




 花蓮、怖いか?」






 龍太さんは、私の目を覗き込んだ。






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