【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐






 ほっぺの痛みが吹き飛んだ。





「龍太さん…今、なんて?」





 驚いて、




 頭の中真っ白!




 状況把握ができない!!






「俺の女にならない?」






 龍太さんが私の髪をくしゃってした。





「龍太さんの…?」




 龍太さんの顔が真面目じゃなかったら



 冗談でしょ、って笑ってたと思う。




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