【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐






 私がいっぱい悪いことすれば





 きっと奏太さんは私のこと嫌いになって





 私も奏太さんのことを忘れられる…





 諦めなきゃって思えると思うんだ。








「金髪にしたのってさー、



 奏太さんに嫌われれ為?」







 ドアの前で理紗が言った。






「え?」




「全て、お見通しだから」






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