【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐





 私もきっと





 遊ばれただけなんだ。






 きっとあの指輪は今頃





 百合さんの薬指にはまってて





 奏太さんは百合さんを抱いてるんだろう。






 吐き気がして





 悪寒もした。






「知ってる?




 今日、竜王が走る予定だったけど




 取りやめだって!」





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