【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐





 お、お仕置き!?




「その前に





 奏太さん、約束破りましたね」






 私の言葉に奏太さんがたじろいだ。






「な、何の話だ!?」





「百合さんとキスしてたの知ってるんですよ」





 私の言葉に






「うぅ」





 奏太さんが唸った。






「罰ゲーム、しましょうか」





 私は努めて冷静に言った。





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