【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐






 エレベーターで




 三階まで上昇。




 廊下を歩いていくと、




『神谷百合 様』





 というプレートがあった。




 他にも二人、患者さんがいるらしかった。





 中に入ると、手前に百合さんがいた。





「な、何の用なの?」





 不機嫌そうに百合さんが鼻を鳴らす。



 初対面のときのフレンドリーさは消え失せている。






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