【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐






 私、初めてです。





 命令で





 友達になったの。





 百合さんは私から目を背け、




 ベッドに寝転がってしまった。





「花蓮、今から小林組行くぞ」



「へ?なんでですか?」






 私が聞くと




「決まってんだろ。



 お前の荷物を取りに行くんだろ」





< 241 / 286 >

この作品をシェア

pagetop