【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐





 奏太さんはそう言って、





 行きとは逆に




 私を引きずって歩き始めた。





 きゃ〰〰〰〰っ。





「私、屋敷に戻っていいんですか?」





 私が聞くと、奏太さんは頷いて。




「もちろんだ」





 エレベーターに乗って下まで下りて



 外に出た。





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