【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐






 小林組で




 私とのお別れ会をした。




 その間、奏太さんは疎外されていた。






「ったく…なんで俺がのけ者なんだ」






 終わってから




 奏太さんが文句を言った。






「仕方ないよ。




 奏太さんは部外者だったし」




「…何気にズバッって言うのやめろ」





 奏太さんが肩を落とした。





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