【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐







 倉庫に着いた。




「ほら、着いたぞ」




 奏太さんに言われて




 私はヘルメットを脱いだ。




 バイクを降りた直後。





「「花蓮ちゃん!」」





 二つの声。



「きゃっ!?」




 抱きしめられた。





「亜衣さん…」





 抱き着いてきたのは、




 亜衣さんだった。










 
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