【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐





「プロポーズ…したんだ?」





 百合さんは悲しそうに笑った。





 悪魔が涙をこぼした。







「花蓮、奏太と幸せになりなさいよ。




 不幸になったら許さない」






 百合さんは言い残して




 倉庫を出て行く。





「じゃね」





 百合さんが車に乗って



 車が出発した。






 ―――――!?





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