【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐






 そのとき、今度はバイクが停まった。





「姉さん!」





 声の主はルーク。





 バイクを降りたルークが走ってきた。





「家の押入れから




 こんなものが見つかった!」






 それは白い封筒だった。





 中には手紙が入ってる。





「見ていいの?」




 封筒には、




『シウバ様』




 と書かれていた。





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