【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐











「花蓮、今の竜王奏太じゃないっ!?」





 声の主は、抱き着いてきた石神理紗。




 
 今の私の親友なんだ。






「もしかしてっ、浮気!?」






 浮気もなにも、カレシですっ。






「なんで」






 私が聞くと、






「花蓮のカレシって、




 一般人なんでしょ?」





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