【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐






 理紗が人差し指を立てて。






「うん」







 だって、若頭&総長だって







 れっきとした一般人だしね。







「じゃあ、暴走族の奏太さんは





 浮気相手でしょ?」







 …へ?





「りーさー、暴走族って一般人じゃないの?」





 私の言葉に理紗は目を真ん丸にした。




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