【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐








「その子ねー、




 すっごくかわいかったのよ!





 名前、なんていうか知ってる?





 花蓮ちゃんだって」







 百合さん!?





 倉庫に入って





 一瞬、夢かと思った。





 そうであってほしいと




 願った。






「あ、花蓮」





 百合さんの髪をくしゃくしゃにして



 触ってたのは





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