君の涙にキスを ~燐&蓮編~
そして、俺は今までのケジメとして

澪をこれから、守っていきたい想いをのせておじさんに行った。


「澪と婚約させてください。」

息をのみ、目を大きくして驚いたのは言うまでもなく・・・

燐の次は俺って、親父さんにしたら迷惑な話だろうなぁ。

でも、もう俺も引き下がる事はしない。


何を言われても、何度でも許しを得にいくつもりだ。


「澪は、それでいいのか?」

「はい。蓮の傍に居られるのなら・・・」

かわいい事を言ってくれる。

何時の間に、こんなに良い女になったんだろう。
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