君の涙にキスを ~燐&蓮編~
でも、ある日。
いつもと同じように、親に連れられて澪の屋敷に行った時だった。
澪が倒れて、ずっと寝ていると聞かされた。
部屋に行くと、澪は上半身を起こし
羨ましそうに窓の外を見つめていた。
そんな彼女に、何故だか胸がギュッと掴まれたような気がして
何かしてやりたいと思った。
幼い俺は、それが何なのか分からなった。
今思えばあの時、恋に落ちていたんだ。
澪に―――――。
いつもと同じように、親に連れられて澪の屋敷に行った時だった。
澪が倒れて、ずっと寝ていると聞かされた。
部屋に行くと、澪は上半身を起こし
羨ましそうに窓の外を見つめていた。
そんな彼女に、何故だか胸がギュッと掴まれたような気がして
何かしてやりたいと思った。
幼い俺は、それが何なのか分からなった。
今思えばあの時、恋に落ちていたんだ。
澪に―――――。