天神学園高等部の奇怪な面々35
奥方の隣に腰掛けるリディル。

そこへ。

「さっきの、リディルか?」

勇者が歩み寄ってきた。

「フェイ」

「ほんと、リディルは誰とでもすぐ仲良くなっちゃうよな」

それが人間だろうと精霊だろうと。

誰からも愛される。

それが姫君であり、星の皇女たる所以なのかもしれない。

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